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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
属性はシャーマン。


☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状
不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


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8月のゴルトベルク1

 人生に大きな影響を与える人がいる。生まれてから死ぬまでに関わる人々との織りなすハーモニーは、すでに前世から決まっていた楽譜のようなものかも知れない。人は自分の音符だけでは生きられない。生きるということは頭でその譜を読み心の声を出す楽譜の中に、時間を追って登場する音符(人の存在)から音楽(エネルギー)を奏でることなのか?
 運命論ではなく、音程を調節し好きなハーモニーに持っていける選択肢を与えられているのが人生なのだろう。
 ここまでは人生という「楽譜」の話。

 私の48年の人生で「因縁めく楽曲・ゴルトベルク」がある。
 1934年8月15日、18才の伯父は、ブゾーニが校訂したブライトコフ社の楽譜を東京で購入した。
「この曲はたいへん難しいので弾ける人がいない。僕は弾く人がいたら、この楽譜を差し上げるよ」と14才の母に語ったそうだ。
 1967年8月、私はゴルトベルクの全体がどんな曲なのかも知らないで、読譜を始める。
 曲は、あらかじめ聞いたことがあるかないかでは様子が違う。どの程度難しいか、どの位、好きなのかわからない。写真を見ずに見合いをして、つきあっていくうちに相手の人柄を知っていくようなもの。ゴルトベルクの各曲は短く詩のよう。上海舞踏団の踊り子の柔らかな指や手首の関節を持ち、体操の平均台が得意なピアノ学習者なら弾ける。
 楽譜校訂者のブゾーニは右利きと見えて、第20変奏の一部を右手を使うパッセージに書き直している。恐らく左利きであったバッハと同じ左利きのグールドは、81年に撮影されたフィルムの中でもブゾーニ版の指示に従っていない。


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by mhara21 | 2007-02-10 10:19 | 8月のゴルトベルク | Comments(0)
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