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合い言葉GG
by mhara21
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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
属性はシャーマン。


☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状
不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


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黒岩重吾著「夜の羽音」・短編集「真昼の闇」より

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 黒岩重吾著「夜の羽音」・短編集「真昼の闇」より_b0071688_09202190.jpeg
角川書店・昭和59年6月30日初版発行
読了・2019年2月22日

一気に読めた。一人称書き。
パリ・モンマルトルが舞台。

黒岩重吾は犬が好きと見えて、犬が2匹登場する。

順調なだけの人の人生を描かず、絶えず危険な世界へ、
闇に光を射すように読者を導く手腕は、並のものではない。

強烈ではあるが、作家の肥大した自我がなく、
暇を持て余し、書いた文章ではない。

私の人生でおよそ経験出来ない事を、
息をするもの忘れるくらいに集中させて読ませる。

この作品は、同じパリに暮らしても正反対の世界に、
でも生命がけで生きていらした田中希代子さんの写真を添えよう。
 黒岩重吾著「夜の羽音」・短編集「真昼の闇」より_b0071688_09205939.jpeg
重吾の文筆も、田中希代子さんのピアノも、
私には同次元の芸術と受け取ることができるから。


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by mhara21 | 2019-04-25 09:21 | エッセイ | Comments(0)
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