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13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
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不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


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シューベルト作曲 歌曲「水の上で歌う(Auf dem Wasser zu singen)」を聴く by緑陽

緑陽さんのブログ「ギター日記」から


シューベルトが作曲した歌曲「水の上で歌う(Auf dem Wasser zu singen)」を初めて聴いたのは5年くらい前だっただろうか。
ピアニストのマリヤ・グリンベルクが1976年にコサンサートで弾いた、フランツ・リスト編曲の「Auf dem Wasser zu singen」だった。
この演奏を初めて聴いた時の感動は忘れられない。
聴いているうちに、自然と物凄い強い感情が湧き起ってきて、自分でも驚くほどだった。
この演奏は私が聴いたピアノ曲の録音の中で最高のものの一つである。
こんな演奏を出来る人は残念ながら現代では一人もいない。
エフゲニー・キーシンとかユジャ・ワンの演奏など、幼過ぎて、表層的であり聴くに耐えない。
全く的外れな演奏をしている。
苦労が全然足りないのだ。
レッスンの厳しさを味わっても、人生の本当の厳しさ、悲しみ、無念さを経験していない。
だから演奏に感情的深みが全く現れてこない。

この曲の原曲は歌曲である。
テノールかソプラノとピアノ伴奏の演奏である。
Youtubeでいくつか聴いてみたが、下記の演奏が良かった。

Elly Ameling; "Auf dem Wasser zu singen"; Franz Schubert



エリー・アーメリング(Elly Ameling, 1933年~ オランダ)の歌声は柔らかく、女性特有の優しさを感じる。
他にはルチア・ポップ(Lucia Popp, 1939年~1993年、スロバキア)の録音もあったが、私はエリー・アーメリングの演奏の方が感じるものがあった。
テノールでは、ギタリストの若きジュリアン・ブリームと共演したことのある、ピーター・ピアーズ(1910年~1986年、イギリス)のものがあった。
伴奏はこれもジュリンアン・ブリームと親交のあった作曲家のベンジャミン・ブリテン(Benjamin Britten)。

Peter Pears; "Auf dem Wasser zu singen"; Franz Schubert



水の上で歌う(Auf dem Wasser zu singen)
作詞:シュトルベルク(Friedrich Leopold zu Stolberg-Stolberg/1750–1819)

波の上 きらめく光
白鳥のように小舟は揺れ行く
喜びに波は穏やかにきらめき
私の心も小船に乗せて
波間に降り注ぐ天からの光
船のまわりで夕陽は踊る

西の木立の上から
夕陽が優しく微笑み
東の木立の下では
夕陽の中で葦がそよぐ
天の喜びと木立の静寂
夕焼けに心安らぐ

露にぬれた翼 揺れる波 時は過ぎ行き
きらめく翼 朝も過ぎ行く
昨日も今日も 時は去り行く
私もいつか輝く翼で舞い上がり
変わりゆく時へ己を消し去る時まで


素晴らしい詩と音楽が生んだ、究極の歌曲だと思う。


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by mhara21 | 2018-09-11 11:24 | エッセイ | Comments(0)
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