合い言葉GG
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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
属性はシャーマン。


☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状
不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


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後追い日記1986年6・キワニスコンクール 2(2月20日)

  
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#2月20日・キワニスコンクール2

コンクールが始まり色々駆けずり回る日が続いた。
声楽部門ではモーツァルトの歌曲の伴奏者に与えられる1位の賞を戴いた。数日後音楽院でコンクール会場に居合わせた声楽の先生たちから「美しいモーツァルト」と褒められ、とても機嫌がよかった。

しかし災難もあった。1つは急に頼まれた曲を弾いて失敗した事。
もう1つは入賞者ばかりのガラコンサートで、服の着方が悪くて待っている間に冷えてしまったこと。
『もっと肌にぴったりくっつく下着を着るべきだった』と思っても遅かった。
恐怖が益々筋肉を痙攣させ半身がこわばっていく。恐れていたことが遂に起こった。慣れた曲だし、いつも合わせていることもあって目立ったミスは双方になかったが、私は演奏者の助けになるような演奏は出来なかった。キャレンは打ちひしがれて席に戻った。私も客席に戻り、2人はやっぱり目を合わせることになった。目は口程に物を言う。私は夜キャレンに電話をかけた。
「もうほとんど良くなっているのだけど‥‥‥」と切り出した。事実痛みで起こったトラブルはこれだけだったのだ。キャレンはちゃんと話を聞いてくれた。マリーナにはこの出来事を話した。

2月は寒くて着物を重ねて着るから「着さらぎ」と語呂合わせする人がいる。もう11年半も前の思い出を書いていると何が正しく何が間違っていたか、分からなくなる。

正直がいいのか不正直がいいのか?同じ正直でも時と場所を考えればいいのか。相手によってよく働くのか悪く働くのか。

97年の9月、昼間からやたら鳴く虫の声を聞きながら書いている。何故か夜、聞こえるはずの虫の鳴き声が、私にはセミの鳴き声ほどにも聞こえる。初めてのことだ。白かった酔芙蓉がだんだんピンクに変わっている。
網戸越しに庭の空気を吸い込めば秋の匂いが肺に突き刺さる。 
何か1句出て欲しい。

  庭土に思い出鳴るや虫の声
  酔芙蓉白やピンクに花の酒




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by mhara21 | 2016-04-03 10:17 | 後追い日記86年 | Comments(0)
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