合い言葉GG
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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
属性はシャーマン。


☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状
不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


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夏の思い出 

この夏、田中希代子さんに関するいくつかのブログ記事に接した。
中でも石井新平さんの文章 (1996年10月)
 「美智子皇后の心を動かしたピアニスト
   ―天才・田中希代子の波乱の生涯―」

は田中先生に捧げた最高の称賛に思われた。
やはりサンサーンスのピアノ協奏曲第5番に熱い視線が注がれている。

「日本で忘れられた存在になってた理由の一つとして、先に述べた、テクニックというものに対する正しい理解、ひいてはピアニストとしての真の価値に対する認識が十分でなかったことがあげられる。もっと端的に言うならば、1950年、60年代の日本の音楽事情はまだまだ貧しい状態にあり、的確な価値判断の出来る聴衆が育っていなかったと言うことができる」
 シリンクス音楽フォーラム 24
田中希代子ー日本初の世界的ピアニスト-から(1997年)


 Saint-Saens: P-Con#5,4@Kiyoko Tanaka, NHK SO. 2009/01/13

 サン=サーンス ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」(神戸の小父さん日記) 2006年04月05日

 神戸の小父さんへ byマサコ2006年4月17日

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2005年に出版された田中先生の評伝は、出版社に問い合わせると、「『3500部』売れている」とのこと。
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お話は変わって、今、庭は田中先生のお好きだった緑で溢れている。
風に揺らぐ緑の音が、時折、田中先生の面影を伝えてくれる。

その一角にある「緑の乙女の樹」であるムグンファの花の蕾が、カナブンという下品な虫の食料になってしまった。
戦争に行き、植民地の女性を連れて歩き、昼は戦争の手伝い、食事の準備、夜は慰安慰安と使いまくる。
敗戦後、その事実が明らかにされると、こぞって「はぢゅかしい」発言を老若男女がしてみせる。過半数がファシストの国だから。
永井荷風の国じゃわいとラジオの朗読「雪解け」を聞きながら、しみじみ思う。
ひょっとすると荷風は今、この庭で花の蕾をムシャムシャ食べるだけのカナブンに生まれ変わっているのかもしれない。
「 酒なくて何の己が桜かな」なんて言っているのを聞いていると、敗戦後、ジャパンハンドラーといわれる日本語達者の文学者が荷風その他の日本文学に触れ、「御しやすい国」と思ったのかも知れない。






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by mhara21 | 2014-08-06 11:08 | 田中希代子 | Comments(0)
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