合い言葉GG
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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。 属性はシャーマン。 ☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状 不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。 ☆このブログの本拠地は 海峡web版 です。 グールド、並びにグールド家からのプレゼントはこちら。 グールドのサイン入りレコード もう1つのレコード グールドの本とそのメモ書き パパグールドさんのご本 ☆グールドおよび後追い日記に関係のないトラックバックやコメントは削除する場合があります。 カテゴリ
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ホロヴィッツ
今朝は、7時25分からFM放送を聴いている。
「ホロヴィッツ生誕110年」の番組。 かのグレン・グールドは 「ホロヴィッツみたいな人にどうして人はついていくか、わからない」 の感覚だったとカズディンの本にあったけれど。 それより、1982年10月、ホロヴィッツがグールド家にお悔やみに贈ったお花がどんなだったか、見てみたい。 昨日の第2回の放送では、生まれて初めてグールド以外の演奏でスクリャービンのピアノソナタ第3番を聴いた。 これはホロヴィッツの十八番で「グールドはその事を意識して弾いた」の噂もある。 私はグールドは人のマネをする必要のない人で,名手が真似されたらと思うなら,それはグールドに才能があるから,同じレベルに充分弾け ているからと思うのだけど。。 シュナーベルがホロヴィッツの演奏を聴いて、『国内でチヤホヤされているから』とラジオのゲストが言い添えていたけれど、海外へ行くように薦 めたので,ホロヴィッツは国を出た。 いかにも知性溢れるシュナーベルらしい助言だと思った。 そう言えばマリーナ先生がホロヴィッツのカセットを送って下さったことがある。 誰かも確かめずに流し聞きしていて、確かモーツァルトの時だった。 「グレンちゃん、いたずらがすぎるわ」と言ってからホロヴィッツと気づいた。 先生に「どうして私にホロヴィッツなの」と言ったら、 「あーら、あなたがホロヴィッツ嫌いだなんて,ちっとも知らなかったわ」と言われた。 そうか、あの頃から二人は絡んでいたのか! 1956年録音のスクリャービンは,ロシア語のデリケートな部分だけで詠んだ美しい短歌の短冊が,幽かな風に揺れる。 今にも壊れそう。 これだけは言える。 「グールドは、ホロヴィッツを通してスクリャービンのピアノソナタ#3の美しさを存分に知った」 ホロヴィッツ82才の時の録音のスクリャービン。エチュードもとても素敵です。(モスクワライブ) きっと、スクリャービンとロシア語は,一体なのかも知れない。 私にとっての絶品は,今のところ,シューマンの「トロイメライ」(アンコールの十八番)、リストの「ウィーンの夜会」、モシュコフスキー「火 花」(1986年、61年振りの祖国モスクワライブ)、モーツァルトピアノ協奏曲第23番(1987 年ミラノ83 才) モーツァルトのこの曲は、シュナーベルが演奏中に「道に迷った」ことで有名な録音があるけれど。 ホロヴィッツのお墓はミラノにあるので、ニーチェの所に行く途中に寄りたくなってしまった。 ミラノから,コモ湖はバスで行ける。 シュナーベルの夏と,ホロヴィッツのお墓。共にユダヤ人。 グールド前夜祭の準備をしていて,庭のムクゲの枝を沢山、瓶(かめ)に入れ込んだ。 こうもホロヴィッツとシュナーベルとニーチェが絡んで来るとは。 ヨーロッパ、ユーラシア、北米、日本を音楽がしっかりと繋げている。 **********************************
by mhara21
| 2013-09-09 14:03
| エッセイ
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Comments(1)
Commented
by
grpspica at 2021-09-07 15:07
今年のゴールドフェスティバルは順調に準備が進んでいます。
願わくば毎年捧げる詩に鑑賞を楽しむことができた人のご意見や感想を聞きたいと思うのですが。 詩の鑑賞はそんなに難しいのかな。 気の早い私はもう来年の詩も2つ選びました。 2つともイタリアからの詩です。 体の弱いグールドにコンサートツアーとてもきつかったでしょう。 ローマで共演した日本人指揮者のグールドの体を気遣う文章が残っています。 匡子(まさこ)
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