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合い言葉GG
by mhara21
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13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
属性はシャーマン。


☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状
不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


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グエル別邸の門で

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グエル別邸の門で_b0071688_0293119.jpg


オッパ、お元気ですか?
今年のご命日は、2人してスペインはバルセロナ、グエル別邸の門で待ち合わせましょう。

ヘーゲルが、芸術について順位をつけていて、1番目は建築なのです。
全部で6つしかない順位の中 で、音楽は何番目か知っている?

さて、私たちの間では、ニーチェの「ツァラトゥストラ」が欠かすことの出来ない話題なのですが.....。
子供の頃ツァラトゥストラを読んだあなたは、ドイツ語訛りの英語を喋って遊んでいらしたそうですね。

最近、日本では「ツァラトゥストラ」がよく売れているそうですが、どこまで理解されているのでしょうか?
それはともかく、私は近年、ニーチェというのは「パワースポット」のような人で、なぜか人々の気をひくというのも、「霊的」なせいじゃないのかなぁと。
だから意味がわからなくても、何か感じたり、エネルギーが出ている存在ではないか。

ニーチェが霊感を得た場所、
 1. 南仏のエズ(海辺) 
 2. シルス・マリアの村(湖のそば)
も、水に関係しているので、ツァラトゥストラというのは、ひょっとすると「龍神」ではないかと勝手に思っているのです。

で、この門の前で、そんな事を語らえたらと思いました。

ニーチェの理解者、ルドルフ・シュタイナーは
「ツァラトゥストラは7回この世に出現しており、その内1回はピュタゴラスの先生だった」と。
もしシュタイナーがオッパの後に生まれていたら、
「ツァラトゥストラは8回この世に出現しており、その内1回はピアニストだった」
と言うのではないかな?

さて、お話をガウディに戻しますと、ガウディは音の研究にも没頭していたそうです。
ピュタゴラスは,弓に貼った弦の長さを変える中で天上の和声と呼ばれる「ピュタゴラス音階」を発見したそうですが、ガウディは、ある周波数の震動が重なった時の美しいハーモニーを鐘の形で読み取ろうとしていたそうです。

さて再び門のお話。
ガウディはこの門をジャシント・ベルダゲールの次のような詩の一節からデザインを考えたそうです。
 「あなたの船の祝福されし翼に乗り、 
  ヘスペリデスの花の中にオレンジの木を探した」

この龍の門は建てられた当初、扉を開け閉めするたびに「指」が動き、
色ガラスの目が光るように細工されていたそうです。

そしてこの扉は、驚く程軽いということです。
指1本で今でもスーっと開けられるとのこと。
オッパが愛したピアノのキィーのように。

でも10月4日は、あなたが息を吹きかけるときっと開く。
それを私はこの目で見たかったのよ。
やってみんしゃい!

今まではご命日にデートしたことがなかったですね。
このドラゴンの鉄門扉、気に入っていただけましたか?


---------
参考図書 外尾悦郎著「ガウディの伝言」 光文社新書

 グエル別邸の門1 La puerta de finca Guell

 グエル別邸の門とミラーリェスの石門



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by mhara21 | 2012-09-18 00:29 | エッセイ | Comments(1)
Commented by mhara21 at 2012-09-18 11:36
残念ながらこの別邸には行けず、写真がありません。
1枚だけあった絵はがきを載せました。
もっと素敵な姿があちこちにアップされています。
無断拝借は出来ないのでお二方のブログをご紹介させていただきました。 モニカ
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