合い言葉GG
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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
属性はシャーマン。


☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状
不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


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タグ:武満 徹 ( 8 ) タグの人気記事

一目惚れ

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小林多喜二の作品は一字も読んでいない。
武満徹の音楽は聴かない。
だけど、このお二人は私の永遠の恋人。
最初は写真に一目惚れした。

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3年前、米リーグ・ミネソタツインズのマウアーに一目惚れ。
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続いて女子バレーのキム・ヨンジョンに一目惚れ。
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何の情報も知らず、すべて顔と身体から流れ出ている「気」のようなものに、
今でもノックアウトされる。

1970年、「行為と芸術」という本が出版された。
武満さん目当てに買ったけれど、ほとんどの内容がわからなかった。
今ならもう少し理解できるかも知れないあの本。
どこへ行ったのかしら。

2000年頃、横尾忠則と草間弥生さんの対談を読んだ。
お話の中身はよくわからないけれど、
横尾さんが草間さんを全く理解していないことだけはわかった。
草間さんは日本では虐められるぞと思っていたら、
やはりS字結腸社にやられていた。

この頃は声とお話の仕方で、相手がどんな方か的確にわかるようになった。
永井荷風は、声が美しいけれど、多喜二の声はもうどこでも聴けないだろう。
治安維持法で特高に虐殺された多喜二は、多分、キリストだったと思う。 
昔、NHKに唯一大好きな女子アナがいた。
ショートカットの声も話し方も感じのよい方。
今でも名前を知りたいと、時々思い出す。

キリスト教国のはずのアメリカが、
マニング上等兵をなぜ「キリスト」と思わないのだろう。
ペテン裁判の判決を受けて車に乗り込むマニングさんの小柄で細い身体から、
白い光が見えていた。
私はどうも「白い光」が出ている人が好きみたい。

今や各国首脳は、多国籍企業の傀儡と言われ、福祉国家のスウェーデンすら、
企業の税金がどんどん安くなっているとのこと。
こうして善人が処罰される時代が押し寄せてくるのだろう。


*********************

富岡多恵子【行為と芸術 十三人の作家】美術出版社
13人の顔写真がずらり(本の内容はなし)

http://blog.livedoor.jp/mongabooks/archives/4476117.html

13人の名前はここで、ただし中国語
http://www.flickr.com/photos/futari-issue/2257811758/

見えるものと観えないもの—横尾忠則対話録  (草間弥生さんの対談)
ここの最初のレビューがいい。
http://www.amazon.co.jp/見えるものと観えないもの―横尾忠則対話録-ちくま文庫-横尾-忠則/dp/4480032142


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by mhara21 | 2016-10-14 19:59 | エッセイ | Comments(1)

イリーナ・クリコヴァ

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イリーナ・クリコヴァのギターを初めて聴く。
「アルハンブラ宮殿の思い出」は荘村清志さんとクリコヴァの演奏が知っている限りのベスト。
本当に上手な人が、いわゆるよく知られた曲を演奏する時、たとえば田中希代子さんの「エリーゼのために」のように、全く違う作品なる。
欲のない、ただ音楽の美を追求するだけで奏でる方々の演奏は、聞き慣れた曲の中に、その人独自の美を教えて下さる。

私はギターが好き。武満さんも。そしてナボコフはグランドピアノの音が嫌いと言っている。
テレサ・ベルガンサがイエペソのギター伴奏で歌っているスペイン民謡は絶品。
ピアノはとかく邪魔になる音を立てる。奏でる人が悪いのか?

イリーナ・クリコヴァは、内省、内観の演奏家。
細い糸をひとつずつ、充分に感じて音を織る。
ある時は、まるで静かな風のような響きに魂を乗せて、
聴く者の心の、より内部の大切なことを気づかせて下さる。

人はその人の性格、人格以外の演奏は出来ない。
魂のレベルが違えば、良いと思って選ぶものは、天と地とも違う。
個々の演奏家が真摯に選び取った音楽。
一緒に聴きたかった武満徹さんはクリコヴァさんのギターを何と評されるかな。

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by mhara21 | 2013-10-23 12:01 | エッセイ | Comments(0)

sound of silence 

カルチャーラジオ「詩歌を楽しむ」で、
飯野友幸先生がサイモンとガーファンクルの歌を通して、
次々に面白いお話を披露し、詩を教えて下さる。

昔、上級基礎英語で、この歌の全英詩を知った時の驚きが蘇る。

最後の「サウンズ」のSがこの詩のハイライトということ。
また、伴奏のエレキギターが、ロックフォークの道を開いたとのこと。

ダニエル書より「カルデアの王」のお話を思い出したとして、
先生は聖書の予言と「壁の文字」と「予言者」の意味を教えて下さる。
「共同住宅」も気になるとの事。
それにしても「沈黙の音」とは何か? 
ああ、まるで武満徹さんのよう。

20世紀の初めの30年の「make it new」のお話は、
まるで1932年生れのグレン・グールドの芸術が生まれる予兆の時代である事がわかる。
正しく20世紀の同世代人、サイモンとグールドの芸術家としての在り方が、
北米の時代的な背景だったとしみじみわからせていただいた。

それにしても、欧米では限られた人々しか詩が書けないと思われているのに対して、
日本は俳句 や短歌より長く文字が並べられていると詩だということになるよう。
飯野先生のように美しく晴れやかに、詩作品について、深い想いや感受性が網羅して、
詩の説明が出来る方は、稀のように思える。

喜ばしい番組を知る事が出来て、実りの秋を思う存分に楽しませていただいている。

放送時間は 金曜日20:30〜21:00(NHKラジオ第2)
再放送は  土曜日10:00〜10:30(NHKラジオ第2)





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by mhara21 | 2013-10-13 00:00 | エッセイ | Comments(0)

千代さん

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10代の頃、谷崎潤一郎と佐藤春夫が好きだった。

島崎藤村は、詩はいいけれど、小説が好きでなく、他の文学者は、面白くなかった。
そしてすぐに谷崎も春夫も、私を恋人にしないし、奥さんにもしないだろうと思って腹が立った。

その内「千代」の存在を知る。

谷崎と結ばれて女児を産み、後、春夫に連れ添い、男児が生まれる。
音楽界でいえば、リヒテルの娘、グールドの息子を産んだような人にあたる(ちょっとオーバーかな?)

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2人の作家のお墓参りをした時に、千代さんの事が一番気になっていた。
前橋の花柳界出身の女性ということで、この人に勝ち目はないと思ったのは、
神経質な人を身近に支えるには、
物事にとらわれない女性にしか出来ないことが子供でもわかっていたのだろう。

ともかく法然院の桜の下にいるべく千代さんは、
知恩院のゴミ焼き場と水道(これは墓掃除に便利)に近い、
京の風景を見下ろせる場に起きている(眠っているとは書きにくい。
なぜなら彼女はいつも気を使っていたけれど、人にはそれを感じさせない人だったと思う)

谷崎の再婚者松子夫人は、多少夫の想い出なるものを書いておられるように記憶するが、
千代さんは何も書いていないように長年思っている。
春夫と千代さんは夢に出て来ないし、声も聴こえない。


私の好む男性、トーマス・マン、ナボコフ、ジャン・ルイ・バロー、武満徹さんたちは、みな良き夫人を得ている。

その男性がどんな人間か知りたかったら、夫人か女友達を見ればわかるのだ。

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写真 次回のお墓参りに持参してお酒を注ごうと思うお猪口l




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by mhara21 | 2007-08-27 00:50 | エッセイ | Comments(0)

グールドへのメール17 両性具現

グールドへのメールを1から読む

 2001.4.14

「桜は不思議。花が咲くのに葉っぱがない」
「だからきれいなのよ」 
今、吉野山では奥千本が見頃だそうです。

日本人と桜はカナダ人とグールドのようなものかしら? 
国を代表するという意味でね。
今日は何のお話をしましょうか?
バーンスタインのピアノは、なぜ上手なのか? 彼はゲイだったから。
ゲイでも才能のない人はだめでしょうけど、同じレベルの才能の場合にゲイの芸術に惹きつけられる。

マールの「精霊と芸術」は、多方面から芸術をとらえた記述が展開され、私にはわかる感触ばかり。
たとえば「性交と出産を同時にやる」感じ。理屈抜きに「第3の性」を理解する。

五木寛之さんが武満徹さんとの対談で「歴史的な両性具有の伝統と文化」について発言。
男が女の力を借りる。ゲイバーの多いところほど芸術的に豊饒。

「両性具現というのは一人の人間の中で結局生殖が行われる。
 その人たちは雌蘂と雄蘂を持つ。精神的な生殖が行われる。
 そして一人の人間の個体の中で、ものを生むわけです」

グールドも「ゴルトベルク、アリアベビー」生んじゃったのでは?旧録音では正にそう。
新録音では、その子が成長して「能役者」のように歩いています。

五木さんはこの他、シャーマニズムにも歴史的な背景を語り、私には興味深いものばかり。
人生が時間の芸術なら、ロマンのある方の時空間は、過去、現在、未来を生きている香り。

今朝、ワイドショーで1泊20万円するお部屋のフィルムのところで
「アリア」チェンバロだったけど使われていました。
遂にワイドショーにも登場です。

飛躍するけれど、日本の国歌がこのアリアになったら、どんなことになるかな?
きっと憲法第9条は守られますね。メロディーには生命への畏怖が宿っている。

お話を変えて、
「学校は行くもの」・「結婚はするもの」・「子供は生むもの」
こんなあきあきしたコンセプトがなくなると自由に生きられるかなぁ? 
三つともズッコケたものばかりです。

もうひとつあるわ。
「成仏はするもの」いやその手前「幸せにはなるもの」
みんな「春の夜の夢」 

合い言葉「ピンク」。ピンクはナデシコの花。
常夏(とこなつ)と「床」をかけると直接的な短歌が詠めるみたいよ。
・・・・・
ね、短歌も詠めないのです。

「とこなつの 花のおもひを たくすべく」
これは、便せんから取りました。

お揃いの封筒もございます。
E-mail世代には、こんな楽しみもなくなっていくのですね。
切手とかそれぞれの自筆。
相手の匂いを知ることのないコミュニケーションの在り方が、お互いの誤解につながる?


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by mhara21 | 2006-10-26 10:44 | グールドへのメール | Comments(0)

後追い日記83年10・タケミツ トオル

後追い日記83年を1から読む

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#タケミツ トオル

4月下旬のこと、地下のスタジオの前で声楽のレッスンを待っていた。
するとガラス戸の向こうによく知っている日本人の姿。
 「タッ タケミツ トオル!」 
駆け出して、2人の男性と一緒だった小柄な武満さんを追いかける。

武満さんはマコの憧れの人。
ハイティーンの頃、武満さんを知った。大好きだった。
グールドのように「独身でないとアカン」変な感情とはまったく違った反応で武満さんを愛した。

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それは「能」の愛し方に似ている。
「能」の作品も武満さんの作品もほとんど知らないし、知りたいとも思わない。
TVにかかる「能」もそんなに見ないが、
「日本を代表している」というところで、故郷にこれがないと帰れないと思う位に好きなのだ。

とはいってみてもその考えの根っこにはマコの忘れられぬ夢があった。
グールドと武満さんとどっちを追っかけようかと思っていたら、ある晩、夢の中に美しい女性が出て来た。

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 笑顔でお辞儀しながら、
 『武満の家内でございます。
  夫を慕われても、もう私がおりますので、どうかご遠慮下さい』

日本語は通じるし、国内の近場の武満徹に熱を上げる方が困難が少ないと思い傾きかかっていたマコは、翌朝
 「武満さんには、素晴らしい奥さんがいるみたいよ。
  グールドにはそんな夢見たことないから、私やっぱりグールドにする」
と母親に告げた。
その結果、こうして音楽院の学生になる運命が舞い込んできたのだった。

 「武満さん、いつ、いらしたの?」
 「昨日」
 「音楽会があるの?」
 「ファクルティのホールでありますよ」
 「きれいな音楽をありがとう。ずっと昔からファンなのです」
 「ここで勉強しているの?」
 「はい、そうです」
 「何をしているの?」
 「ピアノです」
お辞儀をすると、秘密の場所にしていたパーカッションの地下2階の場から離れた。
武満さんとの対面は5分位。

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帰国してから高橋アキさんのハイパービートルズというピアノリサイタルで、
武満さんのゴールデン・スランバーズ(golden slumbers)という作品に触れた。
能衣装にすべての美が満ちているように、武満の世界には有無を言わせない美が満ちている。
そしてその美は、チラッと見たり聞いたりすることでマコには用が足りている。
ハイパービートルズは、高橋さんが、世界中の作曲家に依頼してビートルズのナンバーから、
どれかをオリジナルにして、編曲したものを集めたもの。




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by mhara21 | 2006-09-17 11:15 | 後追い日記83年 | Comments(0)

マサコのホメ日記060629

「口臭が取れますように」と願をかけて、ホメを選ぶ。
「フェラム・フォス」。
綴りは違うけど、グ-ルドの恋人だった人、コ-ネリア・フォスを思い出す。

たまたま数日前、「はじめての武満徹」特集を組んだ雑誌で、
作曲家のご主人ル-カス・フォスさんが、武満さんの亡くなる数カ月まえに送ったコーネリアさんの絵(絵葉書になったもの)を見ていた。
その絵を見た武満さんは曲を作った。

フェラム・フォスは、卵アレルギーの人によい。これはぴったり。
フォラム・フォスは「リン酸化鉄」。
血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの一部を形成し、
体内の酸素運動を円滑にするとのこと。

口臭は、その人の全身の不調を集めて、通気口から、知らせていると思う。

ほうら、身体の中の沢山あるお部屋の空気、入れ替わった。
こもっていた匂いがよくなるよね!






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by mhara21 | 2006-06-30 10:10 | エッセイ | Comments(0)

ポケットに入っている音楽家


芥川比寸志と武満徹

古井戸さま、初めてTBさせていただきます。
試稿錯誤の「芥川也寸志と武満徹」を拝読しました。

次々に上質のお茶をいただいたようです。
特に「音楽、とは」から始まる古井戸様の言葉はすばらしい。
武満作品は、ほとんど知らないので私にとって作品名の出てこないエッセイは読みやすいです。

NYCで武満さんを見かけられたとのこと。
私はトロントのロイヤル音楽院で、お見かけしたとき、
地下2階のパーカッションルームまで追いかけてお話しました。
人生の最高の思い出です。10代の頃より生命のように憧れ続けた方ですから。
そのとき武満さんに、「美しい音楽をありがとう」と言えなかった。
たぶんそれは正解。

武満さんは、存在そのものから、音楽以前のものが流れ出ていらした。
いとしい人のことを、味のある方が、バランスよく書いておられる文章に触れて、
魂が地球外の「ゆりかご」に憩う。




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by mhara21 | 2006-05-26 10:01 | エッセイ | Comments(0)