合い言葉GG
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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
属性はシャーマン。


☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状
不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


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雲と田中希代子さん 

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雲ね、おおらかな。

「雲」を弾いたピアニストっているかな?

韓国に15才(06年当時)のスケーターがいるでしょう?あの方の足の美しいことね。
田中希代子さんの手足と重なります。

リヒテルが「ヘ長調は知性の調」と言っているけど賛成です。

私は田中さんの弾かれた「ヘ長調」の曲に特別に反応するようです。
「修道女モニカ」「サンサーンスピアノ協奏曲第5番エジプト風」
「モーツアルトのピアノソナタKV332」
没後10年の記念Dが発売されて、
とても美しい声と言葉使いに並々ならぬ脳細胞を感じています。


北海道は二風谷(ニブダニ)でとてもおいしいアスパラガス(グリーン)を作っているのを知っています。
無用ダムが出来た所です。

今年の春はいい春だぁ!





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これも漏れていたので、追加しました。
2006年に友人へ書いたもの。だから唐突に北海道。  モニカ




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by mhara21 | 2009-03-08 00:06 | 田中希代子 | Comments(0)

後追い日記84年14 ・昆 布



#昆 布

日本からの荷物に「こんぶ(昆布)」が入っていた。
祖母は、こんぶ(昆布)とその都度削ったかつお節を合わせて、お出汁を取る人だった。海の栄養分を吸収した黒い海草は、神秘的な味を提供する。

朝鮮語では「コンブ」=「勉強」のこと。
音楽を愛する人たちを育てるドイツ音楽界のような味覚と未だに明治元年のような日本の音楽の味加減。
本を沢山読み、一般教養が充実している人たちの書く文は、「コンブ出汁」が入っている。たとえば阿刀田高のように。

昆布を使わない家庭に育つと、「日高」「利尻」「羅臼」それぞれの微妙な味の違いがわからないように、音の味覚に興味がない家庭に育つとラジオからグールド、アファナシエフ、リヒテルの演奏するバッハが流れても、違いはわからない。

グールドは、コンブというよりは、独特のソースやケチャップを作ったような気がする。子供に幼い時にグールドを最初に聴かせるとエッシェンバッハやシュナーベルを好まなくなるのでは?

薄味で育てないとデリケートな味覚は育たないように、教養の高い響きがわからなくなる可能性を生む。甘辛い味付けになれた耳には、もの足らなく感じるのだ。

世の中には、絶対とか、これのみが正しいなんてことはない。「なんでもありぃ」なのだけど、母親、父親のピンからキリまで、すばらしい主婦とロクでなしの主婦に出会うと益々、マコの人間に対する好みは激しくなる。

音楽院にいると、欲深い両親に育てられる子供の演奏に触れる機会が多くなる。今日のクラシック界は子供をスターにしたいだけのヘドロがまわり切った泥沼のようだ。


next84年15へ



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by mhara21 | 2007-01-24 09:57 | 後追い日記84年 | Comments(0)

後追い日記81年2・ヴァンクーヴァーへ 

後追い日記81年を1から読む

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#ヴァンクーヴァーへ 

ようやく抜け出せる日本。日本社会は重苦しく、自分の居場所が見つからない。マコには「日本人」という自覚はない。この国では「社会の仲間入り」をしたことがなかった。

さしづめ「粗大ゴミが、カナダへ行く」。
1952年生まれ、日本育ちのマコは、戦争による混乱や権力者による社会的抑圧など想像することもできなかった。

1998年、日本の不登校の小中学生は10万人を突破した。マコが学校に通ったのは小学5年生までだったが、学歴のない事で困ったことはない。就職のための履歴書やお見合いのための釣書を書いたことがなかったから。それは自分で食べる心配をしないでいいからであった。

28才というのにまるで小さな女の子。闘病生活が始まると自分の世界に引きこもって生きるくせがついたこと、体のこと以外は世の中の辛い現実に直面しなくていい生い立ちのせいだ。

22才の時、目が見えなく耳も聞こえない狂気に連れ込まれた。全身がしびれてゾッとするガス、体の闇の世界だった。絶望したマコは自殺しようとした。雨が降る前や風の吹く日は、体の痛みがひどくて死にたくなった。この世に生きて何のいいことがあろうか?

マコがいるのはこの世(サグ)とあの世(ナユグ)をつなぐ特殊な世界。霊能者の家に預けられた時も「こんなに霊魂が来るのでは一生苦労が絶えないね」といわれた。
チャグム皇子のように魂だけになって異界に飛んだことがある。その時の道案内人は、ニーチェの「ツァラトゥストラ」と同一人物だと言い張る。
この世の人々だけでなくあの世の人々の心の苦しみを背負う憂鬱と桁外れの魂の飛翔は、シューマンの音楽の中に表現されている。だからシューマンを愛している。

マコはウラジーミル・ナボコフと同じ「共感覚者」。共感覚者とは、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚が入り乱れて感じられる感覚であり、この才能の持ち主は記憶力が優れていることが多い。時間の感じ方が共感覚者でない人と違うことに特徴がある。

ナボコフ・ランボー・プルースト・ジョイス・スクリャービン・リヒテルは共感覚の持ち主である。音を聴くと色、形、におい、味、手触り(触感)を感じる。音を視て、どんな色か表現するのである。
「ウィルヘルム・バックハウスの音は茶色だから好きになれない」
「クラウディオ・アラウの音は熱いからきらい」
調性は「ト長調」にご執心。

自分のことは、大好きなニーチェも理解不能だと思っているので、「ニーチェなら自分のことをわかってくれる」というニジンスキー(ダンサー)がうらやましい。でも「ナボコフなら、私を理解可能」と考えている。

果たしてグールドはマコを受け入れることができるのか? マコの長年の思いがグールドに通じる日がカナダで訪れるのだろうか?

太平洋戦争で死亡した伯父のことを考える。死にたくなくても死ななければならない人生もある。地質学者でピアノが上手だった伯父は、出征の朝、ベートーヴェンのピアノソナタを弾いた。1年4ヶ月後の1945年4月1日夜半、帰国のため日本に向かっていた阿波丸は、台湾沖で、アメリカの潜水艦の襲撃を受けて海底に沈んだ。その時28才6ヵ月。

マコと同じ辰年の9月生まれの伯父。伯父は音楽を愛し、この世に思いを残してなくなった。その気持ちに報いるためにもカナダでは死にたいと思うのは止めよう。
人間の魂の中には先祖の想いが眠っているのではないだろうか? マコは血の中に伯父の音楽への想いが流れるのを感じた。

カナダでなにが起こるだろうか。でも怖いことは少しもない。グレン・グールドがカナダにいるから。ファンが高じてストーカーになれば人間怖いものなしで行動できるのは周知の事実。ただ標的に迷惑を掛けて嫌がられるか、ある種の好意を持って受け止められるか‥‥‥。

「グールドが私に会うはずがない。でも行かなければならぬ」
世界の一流品に恋する人々は、大抵しがない身の上を囲うことになる。

next 81年3へ





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by mhara21 | 2006-04-05 19:06 | 後追い日記81年 | Comments(2)

雲と田中希代子さん

雲ね、おおらかな。

「雲」を弾いたピアニストっているかな?
北海道は二風谷(ニブダニ)でとてもおいしいアスパラガス(グリーン)を作っているのを知っています。
無用ダムが出来た所です。

韓国に15才のスケーターがいるでしょう?
あの方の足の美しいことね。田中希代子さんの手足と重なります。

リヒテルが「ヘ長調は知性の調」と言っているけど賛成です。

私は田中さんの弾かれた「ヘ長調」の曲に特別に反応するようです。
「修道女モニカ」 「サンサーンスピアノ協奏曲第5番エジプト風」 「モーツアルトのピアノソナタKV332」 没後10年の記念CDが発売されてとても美しい声と言葉使いに並々ならぬ脳細胞を感じています。

今年の春はいい春だぁ!





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by mhara21 | 2006-03-07 07:56 | 田中希代子 | Comments(0)