合い言葉GG
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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
属性はシャーマン。


☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状
不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


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September 30,1982 (26)

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I am on a bus going from Toronto Bus Terminal to Niagara Falls Canada. It is not certain at all if I will be able return to Toronto. Perhaps I will have to leave North America and return to Japan.

I haven’t been able to get Goldberg Variations out of my mind, either while I was riding on a bus to Buffalo City to book an interview, or now on the bus to Niagara.

I am Masako Hara, a Japanese and I am 30 years old. A voice in my chest is crying vehemently: “ I was only half my age when I played the Variations!”

I got off the bus and am in my friend’s car now. The city is simply beautiful.

My friend recommended me to cross the bridge by walk because of the beautiful landscapes. 

I crossed the Rainbow Bridge suspended over Niagara River in a perfect autumn weather. My adventure is reaching its climax.

The view from the Rainbow Bridge over the falls in the distance is thoroughly moving.
I have visited Niagara many times. I have enjoyed the falls when lit up, and I have enjoyed them when frozen. However, the autumn falls make a mesmeric sight. I stop walking and watch the falls. In my body I can feel the spirit upon which North America stands.

I got an entry permit at the border crossing, and I am looking for the accommodation for the night.

They say the cliffs that follow Niagara River are roads created by past falls. On the top of the cliffs, cliffs eroded each year by the falls that ate away the soil, matching private houses are standing.
I took a room on the first floor of one of the houses that an elderly lady turned had turned into a guesthouse.

After having a meal in a cafeteria of a nearby hotel, I went to see the falls. A rush of excitement came over me upon seeing the water of the river just before it plummeted into American Falls.


                                                               tranlated by Saiko



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tJapanese version of this page 9月30日,1982 (26)



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by mhara21 | 2016-09-30 00:00 | 後追い日記82年 | Comments(0)

グールドのお誕生日に by M&マサコ

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マサコのつぶやき

  今年は9月25日にたどり着くのが、 なかなかでした。
  もう1年という時の速さを感じなかったので。
  来年、贈る 歌の候補はその日のうちに見つかってしまいました。
  いつも思うのですけど 日本にグールドファンはいないような気がする。


Mさんからの返信。

  そんなことはありません。
  日本はグールドファン(およびフルトベングラーファン)が多い国です。
  世界中のグールドファンを繋げているメーリングリストですら、
  盛り上がりはイマイチです。

  今、漸くメールが入ってきました。

  "Discussion of the Canadian pianist Glenn Gould."

 Hello y’all

It is that day of the year again. It was rather quiet in Gouldland and also on f_minor.....summer is almost over, rain and fog will creep into our minds soon. Time for reflections.

Glenn Gould would have celebrated his 84th today. I wonder what he would make of Youtube, music streaming services, the decline of the music industry and the re-invetion of the artist as a live musician and DIY operator or David Cope’s EMI software or how we consume music in general. But he will not, never again. Bloody flaming prescription pills.

I bring gifts anyway.
  Sokolov Bach The Art of Fugue BWV 1080


I have a feeling that this enigmatic old buzzard and Mr. Gould would have been on the same wavelenght for some reason. They don’t come off the factory floor like that anymore nowadays.....

Pat


  みんな、元気?

  また一年が巡ってきました。
  グールディアンもメーリングリストも静かでしたね。
  ようやく夏も終わり、雨や霧が迫ってきて、物を思い返す季節になりました。

  グールドの84回目の誕生日おめでとう。
  彼がyoutubeを見たら、いったいどう利用したでしょう! 
  音楽を垂れ流し、音楽産業を斜陽に導き、
  音楽芸術家を単なるライブ演奏家に作り変え、
  Do it youself 型で、デビット・コープが作ったEMIソフトのように、
  私たちと音楽の関係を一変させたyoutubeを見たら、
  彼ならどうしたでしょう。処方箋なんかないわよね。

  ともかく贈り物よ
  ソコロフのフーガの技法 BWV 1080

  ソコロフのオヤジ野郎とグールドって、
  何か波長が合ったんじゃないかって思うの。
  いずれにしても常人離れしているわ










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by mhara21 | 2016-09-26 21:39 | エッセイ | Comments(0)

グールド生誕84年に寄せて



毎年、どんな詩を選ぶか、探すのが楽しみです。
今年は、ブロードウェイ・ミュージカルの「Funny Face」のために
ガーシュイン兄弟が作詞作曲した「 'S Wonderful 」の曲を捧げます。

歌はアニタ・オディで聞いてください。

詳しくはこのサイトで。
美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

オードリ・ヘップバーンも歌っています。
ラストシーンでは、オードリのスカート丈の短いウェディングドレスが素敵ですね。



   ~ 'S Wonderful ~

  words by Ira Gershwin
  music by George Gershwin 1927年

<歌詞>

 'S wonderful! 'S marvelous!
 You should care for me!
 'S awfully nice! 'S paradise!
 'S what I love to see!

 You've made my life so glamorous
 You can't blame me for feeling amorous.
 'S wonderful! 'S marvelous!
 That you should care for me!

 My dear, it's four-leaf clover time
 From now on my heart's working overtime.
 'S wonderful! 'S marvelous !
 That you should care for me!










〜〜〜〜〜〜〜







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by mhara21 | 2016-09-25 00:00 | エッセイ | Comments(0)

後追い日記1986年18・ アベッグ(10月7日)

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#10月7日 日 記

念願の「アベッグ」の譜を取り出す。
82年10月7日、トロントに全てがあると神様にお願いして戻ってこられた都市での生活。
「アベッグ変奏曲」は、可憐に弾くのが難しい。
テクニックがゴツゴツでた演奏は、好きじゃない。
テーマが単純ゆえに難しい。

 以前掲載のアベッグのエッセイ
アベッグ変奏曲1へ   
アベッグ変奏曲2へ



グレードXの頃にはお話を作って曲は弾けなかったけれど、今はパルティータ#6のファンタジーとして、この物語と映像を基(もとい)にして音楽にフィルム効果を与えようとしている。

天国の神様に捧げてみたい。


以下は以前掲載パルティータ#6のエッセイ 
パルティータ#6へ 

天国に一人の神様がいる。落ちこぼれである。人間一人一人の心の中をのぞいてみては、ひどいノイロ−ゼ状態になっている。天界では、エリ−トの神々が毎日を自信満々に輝かしく過ごしているのに、彼のウツ状態は日増しにひどくなるばかり。人間に対する不甲斐無さと怒りが相まって、支離滅裂の感情が地球の未来の破綻を思いはかり、ついに爆発する。 これがバッハ、パルティ−タNo.6の出だしのトッカ−タである。

続くフ−ガは憂うつな気持とそれでも限りない愛で、私逹一人一人にこれ以上は近づけない程に思いやりを持っている故の彼の孤独、そして彼の高い理想をあらわす、が、どうしようもないトッカ−タに戻るのである。

このような神としてのあるまじき辛さ、苦しみは、個人的な神経の細さのみによって起こるのであろうか? 悲しみと自嘲、地球の事から気が話せない切ない想いのアルマンド。しかし神の国のウツ病のなんという美しい様子よ。

やはり女だった、彼が地球に惹かれる訳は。なんていう事だろう。宇宙には自分と同格の女神逹が住んでいるのに、神が人間の女性に恋をするなんて。


ク−ラントは、地球に住む一女性の美しさを讃える。セックスを通してのみ神の世界に突入し宇宙に舞い上がる、やや風変わりでおしゃべりの止まるところのない、極めてデリケ−トで業の中でのみ神のエネルギ−を発する不思議な女性。落ちこぼれの神様には、女神より魅力的に思えてならない。

次に続くAir.(民謡)これは、神が朝、シャワ−を浴びているシ−ンである。後半部の11度の音程の飛びの連続は彼の発声練習の部分で、神故に音程も広いのである。

サラバンド。天国のシングルバ−でひとり酒に身を慰める神の姿と心情。もうあの娘との恋に一筋の希望すらないのだろうか。それにしても神の国のこの酒のなんと美味なこと。
 続く、ガヴォットでは、テンポの設定は、ピアニストに任されている。一人、とぼとぼ、よろよろ、又は、自制がよくきいて、足どりも軽く、あるいはホロ酔い加減で家路に着くかは、一にあなたの好みである。

ジ−グ。最後にこの神は一段と成長した姿をみせ、又、神としてノイロ−ゼより完全に回復して、人類に向かって叫ぶ。

頼む、頼む、地球は危ない。みんな、みんな、神エネルギ−を出して下さい。地球を救って下さい。もう時間が、少ししかありません。お願いです。誰にでも出来る事なのです。2度と戦さの悲しみが人類に起りませんように。あなた逹の心で、それが作れるのです。私は、こんなに苦しみました。苦しんだからこそ、みんなに頼めるのです。お願いです。私の願いを聞き入れて下さい。

以上は、1985年9月、ニュ−ヨ−ク市で開かれたグレン・グ−ルド祭の時、ニュ−ヨ−ク・グレン・グ−ルドファンクラブ会長ピ−タ−・ワ−シャウ氏が、トロント・グレン・グ−ルドファンクラブ代表原真砂子氏に、「パルティ−タNo.6は、作品として支離滅裂だ、各曲を通してイタリア協奏曲のようなユニティ−(統一性)がない」と酷評した際、会場でMASAKO HARAの心に、各曲より絵のように流れ出たパルティ−タ第6番のお話である。


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by mhara21 | 2016-09-15 11:58 | 後追い日記86年 | Comments(0)

バッハと官僚

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井上靖氏の自伝的要素が強い本『夏草冬濤』の中で
「豆腐と納豆 は大嫌いで、豆腐と納豆の好きなヤツはもっと嫌い」
というセリフがあった。
「嫌いな人が同じでないと友達になれない」という言葉も
「その人がどんな人か知りたければ、友人を見ればわかる」に通じる。

私はバッハが大好きだけれど、
バッハの中に特に目立って嫌いな曲が一つある。
「半音階的幻想曲とフーガ」である。

最初に聴いたのはケンプの演奏で、何ともやりきれなかった。
シュナーベルとフィッシャーの演奏も聴いたが好きになれなかった。
この曲のかもし出す「官僚的雰囲気」が耐えられなかったのである。

出だしのフレーズは、曲がどの空間に漂っているのかを示す場合が多い。
私はこの曲ではまず、高飛車で不安定さを感じる。

受けて立つ次のフレーズは、つべこべ理屈的。
勝手気ままな、絞切り口 調が思わせぶり。
決まりきったあの調子、この調子のワンパターンで、
allargando(音を強くしながら次第に遅く) で前半が終わる。

後半はテレビでよく見る官僚の答弁、
「前例がないから...」
「調査中であるので...」
の文句と共に、その顔がドアップになるシーン。
浅はかで非情な語りは口先だけのもの。欲得だけの想い。
大きな建物、座り心地のよい椅子。
「俺は偉い、権威がある」
の深い満足感で幻想曲は終わる。

続くフーガのテーマの何というみすぼらしさよ。
人のしみったれた貧しい心がメロディーになればこんなものだろうか?
それが終わりに向けて膨脹しつつラプソディ風押し付け、
「俺は人生の勝者。 敗者はおまえらだ」と言わんばかりで終わる。
曲の悪口も人の悪口と同じで、あまり言ってはいけないのかもしれない。


ピアニストでこの曲を嫌い、「一回きり」と断って弾いた人がいる。
それもあのフーガ好きがフーガを弾いていない。

グレン・グールド。

やっぱりグールドと私は友人なのだ。


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30年近く咲き続ける(しかも一輪だけ)身長60cmはある原種に近いガーベラ


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 そのアップ








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by mhara21 | 2016-09-08 13:39 | エッセイ | Comments(0)

後追い日記1986年17・ 樹木@アーサー通り(10月)

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プリンス・アーサー通りに1本だけ早々と紅葉するカエデがあった。
とにかく小さいのと、それに負けまいとするようにいの一番に紅くなる。
いつしか自分の姿を見るように眺めた。
この樹ともお別れになるのか?

セント・ジョージ駅のすぐ横に良さそうなマンションが建っている。
住所番号は、55。
なんとなく羽振りが良さそうに思えて、本当はこういう所に住んでみたいと憧れていた。
学校に近すぎて歩く事が出来ない。
座りっぱなしのピアノの稽古は、血流が悪くなるので、なるたけ駅から歩いたり、学校へ徒歩で通える範囲の場所がいいに決まっている。

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写真:シーズンが違うけれど、プリンス・アーサー通り 
        住所番号55のコンドミニアム




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by mhara21 | 2016-09-01 13:29 | 後追い日記86年 | Comments(0)