合い言葉GG
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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。 属性はシャーマン。 ☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状 不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。 ☆このブログの本拠地は 海峡web版 です。 グールド、並びにグールド家からのプレゼントはこちら。 グールドのサイン入りレコード もう1つのレコード グールドの本とそのメモ書き パパグールドさんのご本 ☆グールドおよび後追い日記に関係のないトラックバックやコメントは削除する場合があります。 カテゴリ
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ゴルトベルク(G)に寄せてこの5年は、インターネットの普及、携帯電話の乱用、更には太陽光線の電波汚染で、私の体は痛めつけられ、電気と悪戦苦闘しながらこの曲と過してきた。とはいっても2003年の11月にG氏の言った180時間をクリアした後、この曲と接するのは月に2、3日程度のことである。 家族がいて毎日の食事に気を使うと、およそピアノにまわるエネルギーがなくなることを実感しつつ、もう少しエネルギーのいらない他の事にうつつを抜かすのである。 2001年12月に全曲を通して弾く事が出来たけれど、全曲を2回弾くと、極度の疲労で自分が使い物にならない状態になること、通して1回弾いた日には夜中に腸が痙攣して死ぬような目に合う事が、数ヵ月してはっきりわかった。 そこで荷を減らす事にして、まず第25変奏を抜かした。ついでに第26、27変奏も抜かしてようやく体への負担を減らした。 しかしこの音楽性の高い3つの変奏曲を抜くのは勿体ない。他に抜く曲がないだろうか。身近に「どれを減らせばいいか?」と相談ができる人がいない。全体的なに見れば今のままでバランスが良いような気もする。私にとって、第8と第17は特にツェルニーのようで音楽的におもしろくないからなのだが、料理のコースのようなゴルトベルクは、前後の兼ね合いが大切で、密度の高い曲の後には、何でもない曲が必要な気がする。 Gから曲を抜くという提案はブゾーニがしている。彼ならはっきりした意見があるような気がする。 多くのピアニストは、ブゾーニの提案に面喰らうことだろう。3曲抜いていいと言われたら、それぞれが一番弾きにくい曲や好きでない曲を抜くのだろうから、そんなゴルトベルクもぜひ聴いてみたいもの グールドのCDを全部持っていて、「ゴルトベルク」で版画を創ろうと思っていると言った青年に会った事がある。ゴルトベルクの各曲を版画で表すとどういうものになるのだろう。 *********************************************
by mhara21
| 2007-03-01 10:04
| エッセイ
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