合い言葉GG
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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
属性はシャーマン。


☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状
不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


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後追い日記81年34・チャイコフスキーのシーズンズその2

後追い日記81年を1から読む

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   ↑コンスタンチン・コロヴィン 「ロシア 祭りの散策」 1930


#シーズンズ その2 訳詞:近藤あき子/解説:原真砂子

  7月 刈り入れ人の歌
鳴らせ、腕を!
振り上げよ、手を!
汝、顔に吹け
真昼の風よ!    A.コリツォフ

この曲で収穫している農作物はトウモロコシ。Bパートの2音のスラーがかかったモチーフが、実ったコーンをムチで叩き落としている音。Bパートをジプシー風と聞く人もいる。
1月の「炉端で」とこの歌のAパートの旋律は、ロシアの民謡風。収穫状況ではなく緑色と香りを思い起こさせる曲は、クリスティナ・ロゼッティの詩にミシェル・ヘッドが曲をつけた歌曲「緑のトウモロコシ畑」を思い出す。

  8月 収 穫
人々は家族総出で
収穫にとりかかり
背の高い麦を
根元から刈る

麦の束はぎっしりと
山積みされ
荷車からは夜どおし
キーキーと音楽が聞こえる   A.コリツォフ

この曲集では最も長い曲。Aパートは、山積みされた収穫物の中から、それぞれの農作物の精霊が出てくる。歩きまわり、飛びはねて、大騒ぎ。人間が、ぐっすり眠っている間中、精霊は、おどけたり、ふざけ合って笑い声がたっている。Bパートは、人々が天の恵みに感謝を捧げている祈り。

  9月 狩の歌
時が来た、時が来た!角笛が鳴る
猟犬番は狩猟服に身を包み
早朝、馬にまたがる
紐で繋がれたボルゾイ犬達が
とび跳ねる  A.プーシキン(「ヌーリン伯爵」)

全モチーフ、どこを取っても「狩の歌」にふさわしい曲。

  10月 秋の歌
秋が私達の粗末な庭一面に舞い降りる
黄色に色づいた葉が風で飛んでいる   A.トルストイ

セピア色と物悲しい秋がよく表現されている。昼下がりのメロドラマの主題にもふさわしい。

  11月 トロイカ
憂愁を抱いて、道を視るな
トロイカの跡を急ぐな
心の裡なる苦悩を
すみやかに永久に消せ!  (とわ)  N.ネクラーソフ

 トロイカとは3頭立ての橇(そり)のことで、冬のロシアの風物を代表していた。とても上品で優雅に仕上がった曲。ラフマニノフは、「トロイカ」を自身の演奏会のアンコールに好んで弾いた。

 12月 クリスマス
ある主顕節の夕方
娘達は占い遊びをして
靴を脱ぎ
門の外へ投げていたよ   V.ジェーコフスキー

  (主顕節=イエス洗礼祭、1月6日、聖誕生祭後12日)

不思議な妖精ノエル(フランス語でクリスマスの意味)は虹のオレンジ色の所に暮らしてい るが、クリスマスイヴになると1人ぼっちで新年を迎える人々の所へ現れる。
ダンスが上手なノエルは、踊った事のない人や病気で寝ている人と踊る。
ノエルは、訪れた人が1番逢いたがっている人々の面影を運び、喜びを与える。たっぷり 遅くするように指示のあるアルペジオは、再会を暗示しているかのよう。
Bパートで、人々は心の奥底の悲しみを語るが、ノエルは明るさで受け止める。
ノエルと過ごす夢のような7日間は、数分にしか感じない。除夜の鐘が鳴り出すとノエルは身支度を整え、虹の国に帰って行く。


絵は「チャイコフスキーの12ヶ月」から 11月


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by mhara21 | 2006-05-15 09:45 | 後追い日記81年 | Comments(0)
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