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合い言葉GG
by mhara21
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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
属性はシャーマン。


☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状
不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


☆このブログの本拠地は
 海峡web版  です。

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後追い日記81年30・マコの日記

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後追い日記81年30・マコの日記_b0071688_23295556.jpg


#マコの日記 10月15日

コーワン通りの角の図書館の地下でもグランド・ピアノを借りることができる。教会の暖房費が気になるのでここも使わせてもらう。ただし一人が週に2回、1回につき1時間と言われた。今日も時間を無視。「時間オーバーよ。規則は守って下さい」と館員。少しも応えない。もっともっと弾いていたい。

この間AandAレコードで、グールドのゴルトベルクのレコードを、楽譜店で「ヘンレのゴルトベルク」の楽譜を見つけた。思わず買う。

あちこちからベビーシッターを頼まれる。体の調子が良くなくても断れない。下宿の赤ん坊が泣くたびに、なぜかゴルトベルクのアリアのヴァージョンみたいに聴こえる。
 生まれたばかりの嬰児のことをトマス・マンは、「清澄、優美、平衡、共感」と形容したが、いたいけな無抵抗の生命に対する畏怖の念を抱かせる小さなものを表現出来た音楽は、あのアリアの他にあるまい。生まれたての子供の持つオーラは、神の寵愛ともいうべき光に満ちている。


ゴルトベルクのレコード持参で子供とグールドを聴く。子供ながらに速いところで、「ヒュッ」というのがおもしろい。



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by mhara21 | 2006-05-11 09:26 | 後追い日記81年 | Comments(1)
Commented at 2017-12-13 09:26
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