合い言葉GG
by mhara21
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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
属性はシャーマン。


☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状
不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


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後追い日記81年24・マコの日記

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#マコの日記 8月30日

フランシスに貸してもらった本にグールドの父上ラッセル・ハーバードの名が載っていたので、電話帳で住所を調べて探検に行った。

エグリントンの駅から、東行きのバスに乗ると、見晴しのよい丘を下り、グレンがスタジオを持っているホテルの手前を折れて進む。

地図を片手にバスを降り、61 Norden Cresentをすぐに見つけた。ここなら息子の仕事場まで車で10分だ。お父さんは、離れている時も息子の仕事を見守りたいから、再婚する時、グールドの仕事場に近い場所に家を持ったのだろう。

地下鉄エグリントン駅に直結した市内市外へのバスターミナルの情景は子供の頃、父に買ってもらった本にある写真と同じでびっくり。
b0071688_20165170.jpg

(1966年6月講談社版「世界の文化地理」カナダ・メキシコ・キューバから)

国ごとに人々の生活や歴史を紹介した全集物で、本を眺めては世界旅行をしていた。ユリで有名な沖永良部島の球根が「イースターリリー」として輸出されることや、食堂の写真では恋人たちが顔を寄せあって、真剣に夕食のメニューを見ている写真があり、こう説明があった。
「紙ナプキンのレストランなら、若い2人でも予算の心配がない」

東洋の田舎者の私は金髪で柿色のスーツを着ている美人なら、お金持ちだと思ってしまう。この説明で、外国の人々の生活や人間の本当の匂いを感じた。

グールドという一文字もなかった「世界の文化地理」であった。そのことが物足りなくて、こうしてカナダまで出しゃばっている。

玄関のベルを押す勇気がなかった。ボーッとしていると近所の人が「何かご用ですか?」と声をかけてきた。
「グールドの父上のご近所でうらやましい」と言いたかった。

能無しの特派員風情で、下宿に戻る。



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by mhara21 | 2006-05-03 10:26 | 後追い日記81年 | Comments(0)
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