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合い言葉GG
by mhara21
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☆マサコのプロフィール
13才のときにグレン・グールドのピアノに 出会う。以来抱き続けたグールドに会うという夢を追って28才でカナダへ。後追い日記はその記録である。
属性はシャーマン。


☆ミクシに習って、ぬさんからの紹介状
不在の幻影から愛するひとを救い出し、グーグルキャッシュの中に愛のエクリチュールを刻印しつづける、GGの恋人。二人はもう触れあうことができないが故に永遠に惹き付けあうことができる、まるで恒星と惑星の関係のような、あらゆる恋人が夢見るユートピアに住むひとです。


☆このブログの本拠地は
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後追い日記1985年15・曲談義@NY(9月)


後追い日記1985年15・曲談義@NY(9月)_b0071688_21164370.jpg


# 9月 曲談義@NY

フィルムフェスティバルの圧巻はバッハのパルティータの6番の演奏フィルムだった。
少女の日、グールドのパルティータの6番の美しさに浸っていた。
その演奏が画像として目の前に繰り広げられた。
これ以上の幸せはなかった。
会場でもいつもの様に1人ぽっちではなく、姉がいた。
そしてグールドの大ファンになった日本通のピーターがいた。
会場で彼はイタリア協奏曲に比べてパルティータ6番の出来の悪さを熱心に語った。

「イタリア協奏曲は第1楽章でスパゲティを作っている気持ちになる。あとはジャズ的であり、解釈の幅も広い名曲だと思う。でもパルティータの様に神霊界の摩訶不思議な幻想を見る面白さはない」
というのが私の持論である。

ちなみに私がバッハの中で大嫌いな曲は「半音階的幻想曲とフーガ」である。
この官僚的な曲には鳥肌が立つ。
幸いグールドもこの曲が嫌いだそうで「これっきりよ」と断わって1度だけ弾いている。
「嫌いな人が同じでないと友達になれない」との言葉があるが、
私はパルティータ6番が嫌いな人とは友人になれない。
グールドも「最愛のパルティータ」と語っている。
サラバンドのエレジーはお酒を飲んでうっぷんを晴らしている神様の心の中のよ
うにきれいだ。人間と神の間を行き来するこの曲のパノラマを愛して止まない。

結局イ長調のモーツァルトのコンツェルトの1楽章だけ練習してトロントに戻ってきた。
勉強する曲は他に協奏曲やいろいろな小曲があったがニューヨークでは思う程練習出来なかった。
楽譜はマリーナ先生のロシア時代の物ばかりで、よくあんなに持ち歩いたものだと今振り返ってあきれている。
後追い日記1985年15・曲談義@NY(9月)_b0071688_15223947.jpeg


85年16「An Hommage Glenn Gould のプログラム」 byモニカ 

85年17・お墓参りと伴奏強行スケジュール へ


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↓以前にこの時に浮かんだ「パルティータ6番」について記した日記。
「パルティータNo.6」byマサコ




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by mhara21 | 2015-09-16 00:00 | 後追い日記85年 | Comments(2)
Commented by grpspica at 2015-09-16 09:36
マサコさん、お誕生日おめでとう。
あの頃のあなたと今のあなた。
ますますお幸せに。ノリコ
Commented by mhara21 at 2015-09-19 11:22
ノリコさん

ありがとうございます。

大日本帝国主義プラス、ジャパンハンドラー先導なる抑圧、弾圧、だまし、迫害など様々なプレゼントを受け取ることになる法案が強行採決されようとしています。
成立後、どのようなハンドルの切り控えで、大難は中難、中難は小難、小難は無難になり、どれだけ多くの方々が幸せになることができるか?が課題となりました。
私の今の夢は、8歳の女の子が、
「ひょっとして政治って素晴らしいものかもしれない」
と思える文章を書くことです。

何はともあれ、この63年、本当にお世話様になりました。
お姉さまこそ、益々お幸せに!
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